定期的に健康診断を受けよう│腎臓病は早期発見して早めの治療

ドクター

透析患者の現状

笑顔のシニア女性

透析患者の数が増えている

人工透析という治療法があります。腎臓は尿を作る臓器です。尿の中には人間が体内で作り出した老廃物が入っています。これらは体内では不要なので尿の中に出して排泄するわけです。腎臓病になり人工透析が必要になると、この尿を腎臓で作ることができなくなってしまいます。尿を作れないままにしておくと、最終的には心臓が止まってしまいます。この様に人工透析は透析患者にとってなくてはならないものです。透析になる患者が一番多く合併している疾患が糖尿病です。糖尿病は近年増加しています。食習慣の変化や運動機会の減少などが原因と考えられています。糖尿病が悪化すると腎機能が障害され腎臓病は悪化し透析治療が必要になります。糖尿病の増加は人工透析の増加につながっています。

尿が作れない

なぜ糖尿病になると腎臓病が悪化して尿が作れなくなってしまうのでしょうか。糖尿病になると体中の血管が炎症をおこし硬くなってしまいます。硬化した血管は正常な機能を失い、腎臓で尿を作る事が出来なくなってしまいます。人口透析は腎臓が尿を作れないので、腎臓の代わりにダイアライザーという医療機器で血液をきれいにして老廃物を取り除きます。人工透析は腎臓病の程度により回数が変わりますが、一度失われた腎臓の機能は回復しないので一生透析が必要になります。腎臓そのものを家族や脳死患者から移植するといった治療方法もあります。人工透析を始めると日常生活に制限が加わります。例えば水分をたくさん取ることができなくなります。尿を作ることができないので、水分を十分に排泄できず血圧が上がってしまうからです。