定期的に健康診断を受けよう│腎臓病は早期発見して早めの治療

ドクター

透析知ってますか

医者と患者

生活習慣病も関係がある

近年、生活習慣病が社会問題になっています。国は医療費の抑制をかかげ、国民病ともいわれる生活習慣病である糖尿病や高血圧、高脂血症を減らそうと様々な策を打ち出しています。これらの疾患が問題なのは様々な合併症が存在するからです。合併症の中には腎臓病もあります。そして腎臓病は悪化すると最終的に腎機能が失われ人工透析が必要になります。どのように腎臓病は悪化するのでしょうか。糖尿病の場合、腎臓の糸球体という尿を作る場所の血管を細くして尿を生成できなくしてしまいます。高血圧の場合、この糸球体にダメージを与えてしまい尿が生成できなくなります。腎臓は一度機能を失ってしまうと回復しません。そのため腎臓の代わりをする人工透析が必要なのです。

透析患者は増加する

現在、日本において人工透析になる原因の第一位は糖尿病による腎臓病の悪化です。これを医療用語で糖尿病性腎症といいます。糖尿病性腎症によって人工透析になった人の予後はあまりよくないことが知られています。これは糖尿病性腎症が、糖尿病の中でもかなり進行した人にしか起こらないからです。糖尿病は全身の血管が硬くなる疾患です。そのため脳や心臓の血管にも問題が生じやすく予後を悪くしています。現在、世界中で糖尿病患者は増加しています。日本だけでなく、アジアやアフリカなどの発展途上国でも増加しています。そのため人工透析が必要となる患者も今後増加する事が予想されます。糖尿病は食生活、運動習慣と大きく関わる疾患です。日頃の食事や運動に関心を払うことが何よりの予防となります。